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ハチの巣を見つけた時の駆除方法:自分か業者か?

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ハチに遭遇するとたとえ一匹でも恐怖を感じてしまいますね。そのハチの巣が自宅に作られてしまったら…たとえこちらに危害を加えてこないのだとしても、駆除するまでは普通の生活を送ることが難しくなってしまいます。

ハチの巣を見つけた時にまずやるべきこと

慌てない

ハチの巣を見つけたら、まずは落ちつきましょう。大声を出したり急に走って逃げだしたりするとハチを刺激してしまうことがあるため、慌てずに冷静に対処します。

ハチがからだの周りを飛び回ったり、カチカチという警戒音を出してきたりする場合は巣との距離が近いという警告なので、ハチを刺激しないように落ち着いて巣から離れるようにします。

蜂の種類を確認する

もしも可能であれば、距離を十分置いた場所からそのハチの巣が「どんな種類のハチによって作られたものなのか」を観察してみましょう。

  • スズメバチの巣…球状。貝殻のような模様。出入り口が一か所のみ。
  • アシナガバチの巣…六角形の巣房がむき出しになっている。シャワーヘッドのような形。スズメバチの巣よりも小型。
  • ミツバチの巣…巣板が並行に重なって巣房がむき出しになっている。初めは白っぽく、蜜が溜まると黄褐色になる。

もしもハチの出入りがない場合はすでに巣が空になっている場合があります。ただしいきなりハチの巣を壊すのは危険なので、必ずしばらく観察し、ハチが確実に巣にいないことを確認しましょう。

ハチの巣を自分で駆除する時の注意点

防護を完璧にする

まずはハチの巣の種類を確認します。特にスズメバチは巣全体が厚い皮で覆われており直接薬剤をかけるのが難しく、また攻撃性・毒性ともに非常に高いためプロであっても命がけの作業になります。

ハチの巣を自分で駆除する場合は必ず防護できる服装を着用しましょう。ハチの巣退治用の防護服も売られていますが、値段が10万円を超えることもあります。他の物で代用する場合は、丈夫な作業着の上に厚手の雨合羽を着用し、革製の手袋や長靴を着用しましょう。

特に頭は狙われやすいため厚手の防止を被り、顔や首元もタオルなどで覆うようにしましょう。とにかく肌が露出する部分や薄着の部分を作らないことが重要です。

装備を確認する

エアゾール式殺虫剤はスズメバチやアシナガバチに対する効果が高く、3~5秒以上かければ死んでしまいます。ハチはハエやゴキブリよりも薬剤が効きやすいと言われています。高圧ガスを用いたものを使用する際は火気に注意しましょう。

また夜間に駆除を行う(ハチは夜間になると大人しくなる習性があるため)場合、懐中電灯が必要になりますが、ハチの巣を照らしてしまうとハチが向かってくる恐れがあります。懐中電灯にハチの識別しにくい赤いセロファンで覆うとよいでしょう。

蜂駆除専門業者の強みとは

安全に

ハチに刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こすことがあり、最悪の場合死に至ります。費用をかけずに自分で解決したいという気持ちもわかりますが、やはりハチのことを知り尽くしたプロにお願いするのが一番安全で、かつ早い解決が望めます。

ハチの巣は対応が遅くなれば遅くなるほど大きくなり駆除が難しくなりますので、ハチの巣を見つけたらできるだけ速やかに対応しましょう。

参考資料:アナフィラキシーの症状 - アナフィラキシーガイドライン

再発防止

ハチの巣を駆除しても、中にはもう一度同じ場所に巣を作るハチもいます。多くの蜂駆除専門業者はアフターケアを行っているので、万が一もう一度巣を作られてしまった場合にも対応してもらうことができます。

まとめ

ハチの巣を見つけたときについてまとめてみました。
何もしなければ意外とハチは大人しいものですが、どんなきっかけで暴れ出すかわからないので、やはり自宅にあるハチの巣は撤去したいものです。
ハチの巣を見つけたら、絶対に無茶はしないようにしましょう。

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